時代はさらなる進化を求めて
1975年以降に生まれたインディゴチルドレン。彼らが現代の主流になりつつあるというお話しを前回しました。
さて、その次の形態の人類はいるのでしょうか?
「はい、います」
それが“アダムカドモン”です。
彼らは、人類の最終形態と言われています。
完成された人類。別の言葉で置き換えると、神人合一(しんじんごういつ)。神人間と称されます。
最善の状態で肉体を生かし、最高のパフォーマンスを生み出す人々です。
自分が誰かをいつもハッキリと分かっていて、思考や感情においてブレることがありません。
それでいて、さまざまな情報をきちんと整理して、必要な情報、正しい情報を自らのうちに取り込んでいきます。そのためには、何が正しいことで、何が間違っているのかを宇宙的な視点でとらえられているということが重要です。
アダムカドモンボディが進むと、肉体はそれまでのような常識に縛られなくなります。
たとえば、年齢がいくと老化するといったようなことに相反する生き方が可能になります。
食べ物の好みも変化していきます。それはより肉体にとって必要なものへとシフトしていきます。
また、脳の使い方が効果的になります。それまで頭の中を占拠していた地球的な視点で物事を判断するのではなく、本当に必要なことに頭を用いることができるようになります。
たとえば、今多くの人が陥っているのは、恐怖からの行動です。恐れる事態に遭いたくないから誰かの言葉を鵜呑みにしてしまい、自分で判断しないといった行動です。とりわけ、その場合、権威あると見られる人やものの影響を受けやすくなります。たとえば、政府やマスコミ、彼らによって作られた世論、といったものに影響されるなどです。
承認欲求から発生する行動にも多くの人が陥っています。SNSが広まるようになって、より一層、その傾向に拍車がかかりました。海外では、SNSによる承認欲求の呪縛から抜けられなくなり、過激な事件を引き起こす有名インフルエンサーの逮捕が話題になったりしています。そこまで有名にならなくても、子どもの意向とは関係なく、遊び盛りの幼い子どもを朝から晩まで熱心にお受験のための塾通いをさせるといった行動は、承認欲求からきているのではないかと思います。
こうした地球の発想に縛られるのではなく、本当に必要なことへと意識がシフトします。
アダムカドモンの意識が進むと、自分が誰で、何者か、そしてなんのためにこの地球にいるのか、どこに向かっていくのか、といった人生で最も大切な問いへの答えを自らの内側から発見していきます。
そして、個人の欲求を満たすという小さな範囲から、地域や社会、あるいは国境を超えた国々、また銀河にとって何をすべきなのか、我々の務めは何なのか、といったことを掘り下げて考えるようになります。
つまり、単一の人生だけでなく、より大きな何重にも重なる人生を生き生きと生きることができます。
それは、永遠の自分を生きるということです。