学校は好きですか?
あなたは学校は好きでしたか?
今、あなたが学生さんだとしたら、通っている学校は好きですか?
「好きでも、嫌いでも、行かなくちゃいけないから、そんなの関係ない」という声が聞こえてきそうですが、いかがでしょうか?
かくいう私自身は、小学校は楽しかったと思いますが、中学になると、あまり楽しい記憶が思い浮かんできません。
あなたはいかがですか?
今、学校に通えないお子さんが増えているようです。
令和3年の文部科学省の発表によれば、小学校・中学校において不登校の生徒数は、24万4940人もになるそうです。
不登校とは…年間30日以上、学校を欠席している状態。病気や経済的な理由による欠席は除外。
これは年々増加の傾向にあるようで、不登校という言葉が定義された平成10年からみると、2倍になるようです。
さらに、年間30日以上ではないものの、不登校傾向のあるお子さんは、中学生で33万人ということです。
これは、全体の約一割、つまり10人に1人が不登校傾向にあるのです。
不登校になっている理由はさまざまあるようですが、子どもたちが多様化している中、さらにインディゴチルドレンと呼ぶ新しい子ども達が増えている中、従来の画一的な教え方が果たして今の子ども達に合っているのかという疑問があります。
今の学校システムに収まりきらないお子さん達を持つ親御さんの話しを聞くと、そういうお子さん達は天才性を持っているとしばしば思うのです。
子どもは正直です。本当に信頼できる人の話は聞く耳を持ちます。
自分が大切にされていると思う環境ならば、心を開いて順応できます。
そして、自分に何が必要なのかもどこかで分かっています。
ただし、それを言葉で表現する術を持っていない場合が多々あります。
その天才性を見極めて、磨いてあげる環境を作り出すのが、大人の仕事ではないかなと思ってみたりしますが、いかがでしょうか。