私の親子関係が改善した理由

“形而上学”に出会って、親子関係が変化してきた田中こうじさんにお話しを聞いてみました。

■インタビュアー なりすけ、えみ

お話しに答えてくれた田中こうじさん
現在、奥さまとお二人の娘さんの4人家族で、島根にお住まいです。

なりすけ「それでは、田中さん、本日はよろしくお願いします」

田中こうじさん「はい。よろしくお願いします」

なりすけ「田中さんは、形而上学に出会ってからご家族に何か変化はありましたか」

田中こうじさん「妻が最初にアデプトになり、私もその後にアデプトになったんですけど、二人がアデプトになったことで、子ども達の会話に変化があったのかな~と思います」

なりすけ「そうなんですね。具体的にはどんなことが変わったんですか」

田中こうじさん「以前は、子どもたちが何かにつけて言い争うというか、喧嘩があったんですけど、それがいつのまにか喧嘩が少なくなって、お姉ちゃんがとても下の子を可愛がるようになって…。
最近では、下の子のことを大好き・大好きと言い始めて…」

なりすけ「えー、それはすごいですね」

田中こうじさん「はい。今では、結婚してって下の子に言うくらい仲良しなんです(笑)。
       でも、毎回、下の子にふられるっていうね(笑)」

なりすけ「可愛いですね(笑)」

なりすけ「お子さんはちなみに今お幾つですか」

田中こうじさん「上の子が中一で下の子が小5です」

なりすけ「そうなんですね」

なりすけ「いつお二人はアデプトになられたんですか」

田中こうじさん「2年前にアデプトになりました。そこから少しずつ変化があって、一年前にはだいぶ変わりました」

なりすけ「初めの一年と今の一年ではだいぶ違うんですね。お子さんの内面も変化されたってことでしょうか」

田中こうじさん「あ、そうですね。私たち夫婦がパス(本来の自分自身へと還る道)を進むようになっていったというのも大きいのかなーと思いますね。妻は、先に進んでいったので、夫婦の会話もやはりそれにつれて変わっていったように思います。そういうのを二人の子どもは聞いているので、それも大きかったのかなと」

なりすけ「はい。そうなんですね」

なりすけ「ご夫婦の関係も変わりましたか」

田中こうじさん「私たち夫婦の関係はもともと仲はいい方だったんですけど、以前は、その考え方が、あぁだよね、こうだよねと話していることが人間ちっくだったと思います。それが少しずつ変わっていっていると思うんです」

なりすけ「へぇ~、それは面白いですね」

なりすけ「子育てで意見が食い違うとかはありますか」

田中こうじさん「子育ての方針は、そんなに夫婦でのずれは最初からなかったんです。子ども達に無理に学校に行きなさいというのはさせないで、子ども達の思いを尊重しようと。それは前もそうだったんですけど、より心のバランスをとることって大事だよね、となりました」

なりすけ「はい。大切ですね」

田中こうじさん「えぇ、それをやるとだいぶ違うんです」

なりすけさん「うちも同じです。前日の晩から(明日は)休むと言ってくるんです(笑)」

田中こうじさん「うちは当日です(笑)」

田中こうじさん「あ、これは行きたくないんだなー。じゃどうするって聞いて、あぁじゃあ休もう、とやってます」

なりすけ「はい。無理するとギャップが出ますよね」

なりすけ「では、ここでえみさんからも何かこうじさんに聞いてみたいことはありますか」

えみ「アデプトを受けてから、家族以外で周りが変化していったということはありますか」

田中こうじさん「たしかに友達関係は変わっていってますね。それまでに出会っていた人とも変わるっていうか。
仕事への熱意もだいぶ変わりました」

えみ「へぇ、そうなんですね」

田中こうじさん「はい。以前は、昇進のために頑張ろうという思いがあったんですけど、今は、昇進してしまった。う~ん。となっています(笑)」

えみ「それはどうしてですか」

田中こうじさん「子どもや家族と一緒の方がいいとわかってきたんです。学ぶことも好きなので、そういう自分にとって大切なことは何かという優先順位が変わったということです。だから休みが自由に取れる方がいいというか。
昇進しても休んでますけど(笑)」

えみ「今までは休めなかったということですか」

田中こうじさん「はい。今までは休んじゃいけないと思っていました。それがだんだん変わっていって、子どもが生まれたあたりから、休日はちゃんと休むようになって。さらに今は、休暇は全部とるというように(笑)」

えみ「そうなんですね。そうすると、仕事場でも雰囲気が変わったとかありますか」

田中こうじさん「以前は、仕事人間でした。今は、会社の方が副業?と言われるくらい変わりました」

えみ「それは違いますね」

田中こうじさん「えぇ。これまでは、自分じゃないといけないと思い込んでいたんだと思います。今は、他の人でもできると思うようになりましたし、他の人にも振り分けられるようになって、自分が休んでもみんなで回っていくように変わりました」

えみ「それはいいですね」

インタビューを終えて

 形而上学に出会うまでは、社会のルールや価値観が正しいこととして絶対的にそこから抜け出せないと思い込んで生きている人が多いのではないかと思います。本当のあなたが求めてきたこと、大切にしたいこと、そういうものは脇に追いやって、本心を我慢して…というのは、男性のみならず女性にも、そして年齢を問わずに共通していることのように思います。
 形而上学を学んでいくと、本当に自分が求めてきた生き方を自分自身に問うことになります。誰かの価値観で生きてきた生き方から、自分を最優先する生き方へとシフトしていきます。そうなっていくと、まわりにいる人たちも、自分の思いを大切にしていいんだというように変化していくようです。自分を大切にするからと言って、わがままになったり、自己中になったりしないというのが面白いところです。
逆に、自分の欲求を押し殺している方が、自己中になったり、まわりとの関係がうまくいかなくなる原因になっているように思います。そしてそれは健康面でも良くないですね。
 早く多くの人が、本当の自分の欲求に氣づいて生きていけるといいなと思います。
ここでいう欲求とは、形而上学的に言うと、単なるウォンツではなく、デザイアー(神の創造のパワー)です。あなたの中にも、宇宙に影響を与える貴重なデザイアーが眠っています。

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