あなたのお子さんがもし自閉症だったら…
こんな風にお子さん自身やお子さんを取り巻く周囲の人と関わることができますか?
私の知り合いのあきさん(仮称)のお話しを聞いて、こんな風に子どもと関われる人は少ないんじゃないかなぁ~っと思いました。
あきさんが、どんな風にお子さんと成長してこられたのかをご紹介しますね。
あきさんのお子さんは現在高校生の男の子2人です。2人共コミニュケーション障害の自閉症。
長男君は、幼児期に自閉症という事がわかり、あきさんは妊娠中の栄養や高齢のせいだと思い込んでしまった時期もあったそうです。実際はそんなことはありません。ですので、同じような状況で今この記事を読んでくださっている方は自分のせいだと思わないでほしいです。
幼稚園時、保護者会であきさんは自ら「うちの子はコミニュケーションが苦手で集中するとそれ以外のことは気にもとめないので、無視してるとか思わないでくださいね」「長く座る事もできません」と他の親御さんたちに理解を求めたそうです。
その甲斐あって、在園中はどのクラスにいてもOKで、みんなが「〇〇く~ん」と声をかけてくれ、楽しく自由に幼稚園生活を送ることができたそうです。
自閉症も個性です。周りの大人たちがきちんと受け入れて理解してあげることで子どもの見える世界は変わってきます。
自分の子どもがみんなと違うことが、受け入れられないご両親にもお会いしたことがあるそうですが、あきさんは診断がついたことで幼稚園にも協力してもらうことができて良かったとおっしゃっていました。
ありのままを受入れ、向き合い、寄り添いながら そして園や周囲の人たちにもあるがままを受入れてもらえて出来上がった世界。この様な社会が増えていかないといけないですね。
ここにあげたあきさんの実話は、自閉症のお子さんということでしたが、自閉症のお子さんでなくても、こんな風にその子の個性を認め受け入れ 我が子と向き合うって大切だなと思います。
小学校編へつづく